今回シックなShadow Blackと今までにない明るいカラーのOlive/Turquoise。
シニールワッペンは敢えてベースと刺繍を同色系にしました。
生地は昨年に続き好評だったReflax®︎を使用。オールドスクールな見た目に反してTECHな素材です。通気性が高くドライな肌触りで、日々暑さの増すこの時期に最適です。
その他、汗染みになり難いのも特徴です。さらにはフロントにはレタードのシニールワッペン(サガラワッペン)を合わせました。肌に触れる汗止めは、こちらも定番のCOOLMAX®︎製。
TECHな素材に古典的なディテールを掛け合わせたネオ・ヴィンテージと言えるのではないでしょうか。
ツバは今回から新しいバリュエーションとして「SEMI-RIGID VISOR」を採用しています。
定番の「FLEX VISOR」 より一段階固めのつばです。
使うシーンによって、曲がりにくい少し固めのツバが良い、というご要望を受けて登場。軽さはそのままに激しく動いたりぶつけてもツバの形をキープ。
軽く畳む事も出来ますが、より小さく畳める点では、FLEX VISORの方が優れています。
キープ力の「SEMI-RIGID VISOR」、フォールディングの「FLEX VISOR」 、という区分けです。
またvelo spica のツバの特徴でもあるフリップ・アップ(視界を広げたい時にはツバを上に跳ね上げる)して被ることも可能です。
カメラのファインダーを覗く時やヘルメットの下、クライミングなど、ちょっとしたタイミングでフリップ・アップが役に立ちます。
共に水に浮く素材なので水辺の遊びにも。
Flipper Cap とは
2021年からレギュラーコレクションに加わったFlipper Cap。
永遠の定番『ベースボールキャップ』をvelo spica のフィルターを通して今日的な解釈の下、再構築したモデルです。
ヴィンテージのベースボールキャップにも見られる8パネルのパターンは、頭に沿った美しい丸みが特徴です。実際の被りの深さに対して帽子がコンパクトで浅めに見えるデザインは今の気分に良くハマります。
近年一般的な6パネルと比べ、パーツが多く、手間が掛かる仕様ですので、8パネルの帽子自体が減ってきています。さらに縫製に関して特筆すべきは、裏(下)糸がチェーンステッチ仕様で縫われているところです。
デニムでは今でも使われる事の多い仕様ですが、以前はアメリカ製のキャップの多くがこの仕様でした。 そんなヴィンテージへのオマージュです。
ちなみにこの裏チェーンステッチで帽子を製作出来る工場は日本国内ではもう数社しか残っておらず、今後益々希少になってくるはずです。
グラフィックデザイン : AUGUSTUS PUB郎
素材 : 帽体 ポリエステル 100% (REFLAX®︎) ツバ裏 ポリエステル 100%
汗止め ポリエステル100%(COOLMAX® )
サイズ:フリー (≒56〜63cm)
重量 : 56g
仕立て : アンコンストラクチャー
ツバ長 : 73mm